個室座席とウェルカムドリンクの写真。

TOHOKU EMOTIONで三陸の車窓と美食を堪能する旅

人気のレストラン観光列車で、雄大な車窓とグルメで贅沢なひと時を【旅ログ&旅支度TODO】
2024/3/26  2024/5/6

三陸を走る人気のレストラン観光列車「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」でランチ・デザートコースを往復で堪能した旅行の乗車記の旅ログ。豊富な写真と共にツアーの見どころや楽しみ方をご紹介!

07:30
朝の新幹線で八戸へ
11:06
往路は八戸からコンパートメント個室でゆったり楽しむ
ウェルカムドリンクで旅と食事がスタート
大満足の広東料理のコースとお酒でほろ酔い
海沿いの区間では減速して景色も堪能
沿線では大漁旗を振るおもてなしも
ちょっとしたお土産も貰える
13:05
復路までの1時間は、近くの道の駅へ
14:18
復路は久慈からダイニング車両でひろびろ楽しむ
まったりとアフターヌーンティー
オーダービュッフェ形式で好きなスイーツを好きなだけ
16:14
せっかくなので函館へ足を伸ばして一泊

往路は八戸からコンパートメント個室でゆったり楽しむ

この日は朝の新幹線で八戸まで移動して旅行をスタートします。

改札口で乗車証を見せて入場すると、すでに車両が入線していました。暖冬で行きは少なめでしたが、雪景色に白の車体は映えそうですね。ちょうど10周年を迎えた記念のヘッドマークを付けていました。
東北エモーションの車両写真。白を基調としたスタイリッシュなデザイン

エントランスがある2号車のドア前には絨毯が敷かれていて気分が盛り上がります。10分ほど前にドアが開いて、いざ乗車です。
東北エモーションのエントランスの写真

往路は1号車のコンパートメント個室です。それぞれの部屋が半個室になっており、プライベートな空間で食事と車窓を楽しめます。
1号車のエントランスの写真

室内はこんな感じです。ゆったりとしたソファと広々としたテーブルがあり、各部屋にクロークもあるので荷物や上着はそちらに入れることができます。
また、全面の窓が広々と開放感があり、車窓だけでも十分楽しめそうです。
コンパートメント個室の写真

ウェルカムドリンクで旅と食事がスタート

席に着いて早々にウェルカムドリンクをいただき、出発と同時に乾杯です!
個室座席とウェルカムドリンクの写真。

大満足の広東料理のコースでほろ酔い

TOHOKU EMOTIONは季節ごとにメニューが変わります。今回乗車した際は中国料理のランチコースでした。
実際にシェフが監修した料理は味も見た目も楽しめる、この列車の醍醐味の一つです。今回の料理の品々を以下でご紹介します!

まずは前菜の小鉢盛り合わせです。料理にこだわった列車だけあり、前菜から上品で大変美味です。
ドリンクはノンアルコール、アルコールともにバーリエーション豊かで飲み放題です。私はまずはビールで乾杯。
ランチコースの前菜の写真。ピーカンナッツ、蟹肉の茶わん蒸し、海鮮のタルタル仕立て、クラゲのレモン風味マリネ。

続いてメイン料理1品目は魚料理、鯛と青ザーサイのさっと蒸しです。ソースがいい味を出してくれます。魚料理は白ワインでいただきます。
メイン一品目の写真。鯛と青ザーサイのさっと蒸し。

メイン2品目は肉料理で、ガーリック豚の柔らか煮込みです。黒酢のソースがいいアクセントで、肉料理ながらさっぱりといただけます。こちらは赤ワインがよく合う逸品。
メイン二品目の写真。ガーリック豚の柔らか煮込み。

デザートは杏仁豆腐とクッキー、カスタード饅頭です。
デザートの写真です。杏仁豆腐と中国茶のクッキー、カスタード饅頭
ランチとしてはしっかりとした量が出てきて、お腹も気分も大満足でした。ごちそうさまでした。

海沿いの区間では減速して景色も堪能

この列車のもう一つの醍醐味が三陸の海沿いを走る車窓です! 景色がいいところでは速度を落としてくれてじっくり楽しめます。
セミコンパートメント個室は全室が海側を向いているため車窓も最高です。

こちらは八戸で有名な蕪島神社です。時期によっては数多くの(本当に多くの)ウミネコが見られるスポットです。
車窓からの蕪島神社の写真

他にも海が見れる区間はあちこちにあります。絶景とともに料理を頂けるのがレストラン列車ならではの楽しみですね
車窓からの海景色の写真

沿線では大漁旗を振るおもてなしも

また、沿線から大漁旗を振ってくれる地元の方もいらっしゃいました。
道中では大量旗を振る沿線の方の姿も

他の場所にもいらっしゃいました!
他の場所でも大漁旗!

ちょっとしたお土産も貰える

この時は、乗車記念にノベルティをいただきました。
乗車記念のノベルティ
ポストカードと箸置きに加えて、セミコンパートメント個室ではロゴ入りのランチトートをいただきました。

復路は久慈からダイニング車両でひろびろ楽しむ

奏功している間に八戸から2時間ほどで終点の久慈駅に到着です。料理に車窓に大満足のひと時でした。
復路の出発までは1時間強あるため、歩いて少しの距離にある道の駅でお買い物に。

帰りはオープンダイニング車両に乗車します。こちらの車両も広々していて開放感が素敵です。
オープンダイニング車両の写真

この車両では4人掛け座席が海側、2人掛け座席が山側を向いています。2人掛け座席もナナメの向かい合わせなので海の車窓も存分に楽しめます。
オープンダイニング車両は車両全体から車窓を楽しめます

ライブキッチンスペースでは、スイーツの準備が進んでいました。
ライブキッチンスペースの写真

まったりとアフターヌーンティー

帰りはオリジナルスイーツのオーダービュッフェです。6種類のスイーツが準備されており、食べたいものを好きなだけ食べられます。ゆったりまったりのアフターヌーンティの時間です。
スイーツの写真

なお、スイーツだけではなくナッツやサラミなどのオードブルもあるため、途中でしょっぱい口になった時も楽しめます。
オードブルの写真

コロナの影響で長らくオーダービュッフェ形式でしたが、この2024年4月からはビュッフェスタイルに戻るようです。
スイーツのメニュー表

帰りも車窓を楽しみながらゆったりお茶をしていたらあっという間に八戸駅です。

TOHOKU EMOTIONの旅は以上です。移り変わる景色と素敵な料理を楽しめる時間は思い出深い経験になること間違いなしです!
この日は函館まで新幹線で抜けて、函館で一泊して観光しつつの旅行でした。
函館の夜景の写真

参考:事前の準備と実施時期

  • 4か月前:のってたのしい列車予約サイトでTOHOKU EMOTIONを予約。ふと思い立って予約しました。
  • 1か月前:えきねっとで新幹線の予約。トクだ値で早めに予約すると安いです。
  • 1か月前:OTAで函館の宿の予約を。

TOHOKU EMOTIONが人気の列車のため、列車が空いている日程に合わせて旅行日を設定しました。
余談ですが、今回は時間がなく見送ったものの、もし日曜日乗車の場合は、前泊して館鼻岸壁朝市を覗いてから参加してもよいかもしれません。

この旅ログでご紹介したTOHOKU EMOTIONの車内のご紹介、予約方法等は以下の記事でご紹介しています!
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プロフィール

とっち

管理人(とっち)のプロフィール画像
  • 関東在住のIT関係の会社員男
  • 総合旅行業務取扱管理者資格所持
  • 休み、ワーケーション、仕事帰り…隙あらば、ふらっと出かけます
  • 旅の信条は、リーズナブルに快適・満足な旅にすること
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