東北エモーションの車両写真。白を基調としたスタイリッシュなデザイン

TOHOKU EMOTIONの食事コースや座席、料金や予約方法は?

人気のレストラン観光列車を存分に楽しむコツから予約の方法まで総まとめ!
2024/3/31  2024/5/6

三陸を走る人気のレストラン観光列車「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」のランチやデザートのプラン、オススメの座席や個室、車内の過ごし方と、ツアー料金や予約方法を豊富な写真と共にご紹介!

TOHOKU EMOTION(東北エモーション)とは?
八戸~久慈の三陸海岸沿いを走るレストラン列車
往路はランチコース・復路はデザートビュッフェ
列車の楽しみ方は?
贅沢な食事に舌鼓を打つ
車窓から三陸の絶景を堪能する
コースや料理はどんな感じ?
季節ごとにメニューは変わる料理を写真でご紹介
車内や座席はどんな感じ?
プライベートなコンパートメント個室
レストランのようなダイニング席
目の前で料理が見られるライブキッチン車両
おススメの座席は?
家族や親しい友人とはコンパートメント個室がオススメ!
ダイニング席も広々して気持ちが良い
料金や予約の方法は?
予約は2名からで、専用サイトから予約
人気の予約を取るコツは?
過去の発売開始日を要チェック

TOHOKU EMOTION(東北エモーション)とは?

TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」は、青森の八戸駅から岩手県の久慈駅までの三陸海岸沿いに八戸線を走るレストラン列車(観光列車)です。
個室座席とウェルカムドリンクの写真。

「東北レストラン鉄道」と銘打つだけある洗練された素敵な料理に加えて、三陸の風光明媚な海の景色を同時に楽しめる人気の観光列車です。
オープンダイニング車両は車両全体から車窓を楽しめます

毎週金土日を中心に1日1往復運転されており、往路の八戸→久慈のランチコース、復路の久慈→八戸はデザートビュッフェが楽しめます。
片道ずつ予約を取りますが、行きと帰りでランチとデザートとわかれているため、片道利用して三陸や東北を楽しむもよし、往復で乗車してレストラン列車を堪能するもよし、様々な楽しみ方ができます。
東北エモーションの車両写真。白を基調としたスタイリッシュなデザイン

この記事ではそんなTOHOKU EMOTIONの楽しみ方や予約の方法、人気の予約を取るコツを豊富な写真とともにご紹介します!

列車の楽しみ方は?

この列車の醍醐味は、洗練された料理と三陸の車窓が大きなポイントです。この項ではこれらのエッセンスをご紹介します。

贅沢な食事に舌鼓を打つ

まず何より食事のお楽しみは外せません。
料理にはかなりこだわっているようで半期ごとに監修シェフが変わり、さらに年4回メニューも変わります。往路のランチコースではこだわりの料理の数々を堪能し、復路のデザートビュッフェでは目移りするデザートを好きなだけ食べられます。
実際の料理の写真は次の項で詳しくご紹介します。
メイン二品目の写真。ガーリック豚の柔らか煮込み。
また車内にはライブキッチンスペースもあり、料理の準備を間近で見て楽しむこともできます。

車窓から三陸の絶景を堪能する

こちらも外せないのが、沿線の絶景です。八戸線は海沿いを走る区間が多く、車窓とともに料理が楽しめる点が、この場所を走る列車の大きな醍醐味です。ビュースポットでは速度を落として走行する区間もあるため、景色でも大満足です。
車窓からの海景色の写真

また、往路の沿線では大漁旗を振って迎えてくれることも!
道中では大量旗を振る沿線の方の姿も

コースや料理はどんな感じ?

この列車では往路がお昼時間に合わせたランチコース、復路がアフターヌーンティの時間に合わせたデザートビュッフェです。概ね季節ごとにメニューが変わるため、予約する際はメニューの確認もお忘れなく!
この項では私が実際に乗車した際の料理をご紹介します。

往路:人気シェフ監修の美食のコース料理

往路では中国料理のランチコースでした。前菜、メイン2種、デザートとしっかりとしたコースでした。なお、ドリンクはソフトドリンクもアルコール多種準備されており、いずれも飲み放題です。
画像はスライドするとめくれます

復路:オリジナルデザートでティータイム

復路はオリジナルデザートのオーダービュッフェです。6種類ある多彩なデザートから好きなものを好きなだけ頼めます。小ぶりなのでペロッと食べれますが、その分食べすぎ注意です(笑)。復路もお茶やコーヒー、ジュースなどが往路と同じく飲み放題です。
画像はスライドするとめくれます

車内や座席はどんな感じ?

この列車には大きく2種類の座席タイプが準備されています。1つが半個室のコンパートメント席で、もう1つがオープン席です。プライベートな空間を楽しむか、広々とした空間を楽しむか、どちらもとても魅力的です。

プライベートなコンパートメント個室

1号車が半個室のコンパートメント個室車両になっており、7室準備されています。広々としたテーブルをはさんでゆったりとしたソファが向かい合うレイアウトです。個室いっぱいに窓があるため広々と感じられます。
セミコンパートメント個室の写真

以下の写真のように各個室が区切られており、プライベートな空間を楽しめます。
1号車のエントランスの写真

レストランのようなオープンダイニング席

3号車はオープン席で、海側に4人席が3つ、山側に2人席が4つ準備されています。
オープンダイニング車両の写真

4人席は四角のテーブルを囲む配置です。
2人席の写真

2人席もナナメに向かい合わせになっているため、海の景色も楽しめます
4人席の写真

目の前で料理が見られるライブキッチン車両

2号車はライブキッチンスペース車両で、料理を準備する様子を間近で楽しめます。食事中は食事に忙しい(?)ところですが、ちょっとした腹ごなしに覗いてみても。
ライブキッチンスペースの写真

座席や料理の詳細については、実際に体験した旅ログもご覧ください!

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おススメの座席は?

半個室とオープン席があることをご紹介しましたが、ここでおすすめの席をご紹介します。

家族や親しい友人とはコンパートメント個室がオススメ!

家族や親しい友人など、近しい間柄の方と利用する際は、コンパートメント個室がオススメです。
プライベートな空間で回りに気兼ねなく過ごせるため、会話も弾むこと間違いなしです。また、全室が海側を向いているため、車窓を楽しむにもうってつけです。

ダイニング席も広々して気持ちが良い

ダイニング席も仕切りがない分広々と車窓を楽しめるため、この開放感が好みの場合はこちらの席も十分選択肢になります。
ただし、2人で予約する場合は山側の座席になるため、海側の座席から車窓を楽しみたい場合は、コンパートメント個室の利用も検討してみてください。

料金や予約の方法は?

ここまで、TOHOKU EMOTIONに乗車した後のご紹介をしてきましたが、ここからは予約についてご紹介します。

予約は2名からで、専用サイトから予約

この列車は旅行商品専用のため、基本的にはJR東日本グループの「のってたしい列車予約サイト」から旅行商品として予約が必要です。また、こちらの予約は2人以上からの受付ですので注意してください。

料金には料理や運賃など乗車に必要な費用はすべて含まれており、2023年夏~2024年春にかけては往路のランチコースが概ね1人1万円強、復路のデザートビュッフェが一人6,000円程度です。また、コンパートメント個室はオープン席と比べて1000円~2000円程度割高に設定されています。
なお料金はメニューによって変動しますので、予約の際に必ず確認してください。キャンセルなどのルールも予約サイトに記載があります。
のってたのしい列車予約サイトはこちらです。

この他、日によっては旅行会社でも募集するケースがあるようです。

人気の予約を取るコツは?

TOHOKU EMOTIONは関東圏からは少々遠いところを走っているものの人気の列車の一つで、特に連休や長期休暇の時期は早々と予約が埋まることもしばしばあります。席や日程に柔軟に対応できる場合は、比較的直前でも予約できることがありますが、いずれにしても4日前までの予約が必要です。
希望の席種や日程が決まっているときは、できるだけ早めに予約を取ることをお勧めします。

過去の発売開始日を要チェック

この列車は特急のように1か月前などの決まった日に予約が始まるわけではなく、とある時期にまとまって数か月分の予約がオープンする方式です。毎年少しずつ時期が異なっているため、のってたのしい列車の予約サイトや公式のX(Twitter)でのアナウンスを要チェックです。
なお、参考に過去の予約開始日をご紹介します。

  • 2023年4-9月分:2023年2月1日の14時
  • 2023年10-2024年2月分:2023年8月31日の14時
  • 2024年3月分:2023年12月20日の14時
  • 2024年4-9月分:2024年2月1日の14時

ご紹介は以上です。この記事がTOHOKU EMOTIONや東北旅行の参考になれば幸いです。

私が実際に往復でTOHOKU EMOTIONに乗車した旅ログ(乗車記)や、TOHOKU EMOTIONを利用した旅行の準備事項&準備時期もご紹介しています!

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プロフィール

とっち

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  • 関東在住のIT関係の会社員男
  • 総合旅行業務取扱管理者資格所持
  • 休み、ワーケーション、仕事帰り…隙あらば、ふらっと出かけます
  • 旅の信条は、リーズナブルに快適・満足な旅にすること
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