寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」で最もポピュラーな寝台個室「シングル」の広さやベッドなどの設備や居住性、快適性などの”実際のトコロ”を、豊富な写真とともに5分でわかる記事でご紹介します!
サンライズ瀬戸・出雲の一人用B寝台個室「シングル」は、一編成に80部屋ある最もポピュラーなグレードの個室です。
快適に夜を過ごして翌朝の準備をするために必要な設備が必要十分に配置されており、プライベートな車窓から眺める街中や自然は格別なものがあります。寝台料金(ルームチャージ)も7,700円と、ビジネスホテルに泊まるよりもより安い金額です。
この記事では、そんなサンライズ「シングル」の個室設備をご紹介します。
シングルルームの全体像は以下の写真の通りです。ドアを開けると靴を脱げるスペースがあり、正面にベッドがあります。
ベッド脇のスペースには荷物を置けるスぺースがあり、ベッドの足元側にはミニテーブルが置いてあります。ミニテーブルの脇には、旅行に必須のコンセント(100V2A)もあり、スマホの充電などができます。
寝台列車の旅では荷物が大きくなりがちですが、リュックサックなどはベッド脇に、スーツケースはドア脇に靴と並べて置くことができます。
窓は広々としていて景色が良く、サンライズに乗る醍醐味の一つです。一方、暗くしたい時や着替える時などは遮光のブラインドを下まで下すことでプライバシーや暗さを確保できます。
二階建てでも天井は高く、床で立ち上がってもぶつかることはありません。面積はほとんどがベッドが占めているものの、窓が広いためか圧迫感はなく、夜を過ごすには必要十分な広さです。
私はよくお酒を持ち込んで飲むのですが、ここか窓枠に並べることが多いです。
その他、アメニティ類としてハンガーや鏡、紙コップ、浴衣(丈は短め)、スリッパが配置されています。
また、ベッド脇には、空調や時計(アラーム)・照明スイッチやヒーターの操作盤があります。
各個室は、内側と外からどちらからもカギをかけることができるので安心です。外から鍵をかける場合は、各個室とも以下の写真のように4桁の暗証番号を決める方式です。
サンライズ「シングル」の個室のご紹介は以上です。いかがでしたでしょうか? この記事が、快適な寝台列車旅の参考になれば幸いです!
また、サンライズ瀬戸・出雲のシャワー室や洗面台などの共用施設は以下の記事でご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。