広島・尾道の瀬戸内を走る観光列車「etSETOra(エトセトラ)」の車内の様子や海側のオススメ座席、午前・午後で変わる車内販売や予約販売スイーツなど楽しみ方に加え、切符の料金や予約方法を5分でわかる記事で解説!
「etSETOra(エトセトラ)」は、広島駅と福山駅を瀬戸内の海景色がきれいな呉線経由で結ぶJR西日本の観光列車です。
瀬戸内ののどかな海景色を楽しみながら、車内では厳選されたスイーツやお酒を楽しめ、旅時間を演出してくれます。
この記事では、そんなetSETOraの楽しみ方やオススメ座席、予約制のスイーツや切符などについて実際に何度も乗った経験を踏まえてご紹介します!
etSETOraは、広島駅から山陽線・呉線を経由し呉や尾道を通って福山駅とを結び、主に金・土日祝・月曜日に以下の列車が1往復運行されています。
列車の路線図と停車駅を以下の地図にプロットしました。ピンをタップすると駅名等を表示できますので、旅の計画にご覧ください。
列車は2両編成の気動車です。車両ごとにコンセプトが異なり、広島側の1号車は宮島のもみじをイメージした紅がテーマカラー、福山側の2号車は尾道の石段をモチーフに瀬戸内の新緑がテーマカラーのデザインです。
列車の座席は、2人または4人掛けのテーブルボックス席を中心に、一部海側を向いたカウンター席が設定されています。
まず、ボックス席は以下の写真のような座席です。
カウンター席ですが、以下の写真のように車窓を向いたカウンターテーブルになっており、車窓を楽しむにはもってこいです。また、1人旅にも使いやすい座席です。
なお、座席表はJR西日本のetSETOra公式ページ[1]に掲載されていますので、予約時などは手元に準備しておくと便利です。
観光の合間に乗った際に気になるのが荷物スペースの有無ですが、この列車には各車両にスーツケースなどを置ける大型の荷物棚があるほか、座席の間や網棚などの荷物スペースが多数あるため安心でした。
その他、各テーブル(カウンター)にUSB-Aの電源ポートがあり、フリーWi-Fiも整備されていましたので、スマホで写真を撮りながらの旅も快適です
この列車の運行区間では、福山方面を向いた進行右側が瀬戸内海側となるため、海の景色を楽しむなら海側の座席がおすすめです。
具体的な席番では、偶数番号の席(2Aとか10Cなど)が海側の席に該当します。
一方で窓は大きいため、反対側の席からも海の車窓はしっかり楽しむことはできますので、過度に心配する必要はないかと思います。
etSETOraは座席ごとに予約を押さえるため、ボックス席の空席にはほかの方の予約が入る(相席になる)場合があります。
そのため、偶数人(2人や4人)で旅行する際は、人数に合ったボックス席を埋めると水入らずの時間が楽しめます。一方、奇数人(1人や3人)で旅行する際は、ボックス席では相席になる場合がありますので、可能であればカウンター席を押さえられるとより快適かもしれません。
ここでは、観光列車で気になる車内販売や事前予約制のスイーツについてご紹介します。
1号車には車内販売カウンターがあり、瀬戸内のスイーツやおつまみ、地ビールやソフトドリンク、限定のグッズなどが数多くラインナップされています。
そのため、当日に空席を見てふらっと乗り込んでもしっかり食旅も楽しめる列車です。
販売メニューは、etSETOraの公式サイト[1]に掲載されているため、事前に見てイメージを膨らめせるのも面白いです。
なお、決済には、現金のほかに交通系ICやクレカなどのキャッシュレス決済も利用できました。
車内販売の営業区間は、往路は呉~尾道間、復路は三原~呉間のみのため、乗車区間にはご注意を。
また、午後の復路便限定で車内販売が「バーカウンター」として営業され、オトナ時間を楽しめる列車に様変わりします。
往路と同様の通常の車内販売メニューに加えてバーメニューが追加される形式で、具体的には写真のようなオリジナルカクテルや広島の地酒飲み比べ、牡蠣のオイル漬けなどのおつまみメニューも種類が増えます。
当日の気分でお酒を選んでほろ酔いの旅時間を満喫するのも最高の時間でした。
この列車でもう一つ見逃せないのが、事前予約限定のスイーツ小箱です。
乗車の数日前までのウェブ事前予約限定で、見た目も楽しいちょっと豪華なスイーツの小箱を当日、車内販売カウンターで受け取ることができます。
せっかくの旅に、少しだけ奮発してスイーツの甘いひと時を楽しむのはいかがでしょうか?
予約できるスイーツのメニューや予約方法、予約期限などはetSETOraの公式ページ[1]で紹介されています。特に、予約期限は執筆時点では乗車日の4日前までですが、変わることもありますので必ず予約ページをご確認ください。
最後に、この列車の切符の料金や予約方法をご紹介します。
この列車は全車指定席グリーンの快速列車として運行されています。そのため、乗車には乗車券のほかに普通列車(指定席)グリーン券が必要です。
「普通列車グリーン券」はあまり聞きなれない切符ですが、要は指定席特急券と同じで、事前に席の予約が必要だと理解しておけば大丈夫です。
主な区間の運賃と料金の例は以下の表の通りです。
区間 | 切符の種類 | 価格 | 備考 |
広島~福山 | 乗車券 | ¥1,980 | 交通系ICも使用可能 |
普通列車グリーン券 | ¥1,700 | 101キロ以上の価格 | |
広島~尾道 | 乗車券 | ¥1,520 | 交通系ICも使用可能 |
普通列車グリーン券 | ¥1,000 | 51キロ以上の価格 |
普通列車(指定席)グリーン券は、1か月前の10時から全国のJR駅やJR西日本のウェブ予約サイトe5489等で一斉に発売されます。例えば、列車に2月15日に乗る場合、1か月前同日となる1月15日の10時が発売開始日時です。
発売開始後は要は”先着順”となるため、席を確保するには早めに予約とることが鉄則です。次の項で空席の確認方法や具体的な予約方法に加え、希望の指定席券を取れる確率を高める方法として「e5489の事前申し込み」についてご紹介します。
列車の空席確認や予約は、通常の特急列車や新幹線等と同様にJR駅の指定席券売機(みどりの券売機)やみどりの窓口で行えます。そのほか、JR西日本のウェブ予約サイト「e5489」からも手軽に確認・予約できます。
なお、e5489からは座席位置の指定ができない(概ね人数に合わせて自動で選ばれる様子)ので、希望がある場合はみどりの窓口や指定席券売機を利用する必要があります。
etSETOra座席数が少ないこともあり、発売開始早々に予約で埋まることも多い列車です。とはいえ、発売開始に合わせて駅やe5489に張り付くのは大変ですよね。
そんな方に向けて、e5489には手軽に指定席確保の確度を上げる方法として「事前申し込み」なる仕組みが存在します。これは、発売開始の1週間前の5:30から事前受付し、発売開始となる1か月前の10時から順番に購入処理される方法です。
結局は順番に処理するため、取れないことや連休などでは時間がかかることもありますが、基本的には十分早いタイミングで予約を取ってくれます。駅に出向く時間がない場合は手軽で、私も重宝しているおすすめの方法です。
いかがでしたでしょうか。この記事が皆さんの瀬戸内旅行計画の一助になれば幸いです!