寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」のリーズナブルな寝台個室「ソロ」の広さやベッドや荷物スペースなどの設備や居住性、快適性とシングルとの比較した実際のトコロやオススメを豊富な写真とともにご紹介!
サンライズ瀬戸・出雲の一人用B寝台個室「ソロ」は、一編成に20部屋あるリーズナブルな個室です。
同じくB寝台個室で最もポピュラーな「シングル」より若干手狭な分、寝台料金が抑えられており、うまく活用すればお得にサンライズ旅をするには有力な選択肢の一つです。この記事では、そんな「ソロ」にフォーカスして個室設備や荷物スペース、併せて「シングル」との違いも比較してご紹介します。
「ソロ」は3号車、10号車に設定されており、ざっくりとはベッドが廊下と同じ高さにあるタイプ(フロア階)の部屋と、ベッドが部屋内の階段上にあるタイプ(上階)の部屋の2タイプがあります。
部屋内の設備やアメニティ類は同じですが、立地条件に起因して特徴が少し異なるため、詳しくご紹介します。
なお、サンライズ瀬戸・出雲のシャワー室や洗面台などの共用施設は以下の記事でご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
まず、フロア階の部屋についてご紹介します。フロア階の部屋は、個室番号が奇数番の部屋にあたります。部屋外から見た全景は以下の写真の通りです。
ドアを開けると靴を脱げるスペースがあり、正面にベッドがあります。靴を脱げるスペースが荷物スペースと兼用になっています。
部屋内の全景は以下の写真の通りです。
写真のように、部屋の奥はベッドスペースだけで、部屋奥に荷物を置けるスペースがない点には注意が必要です。また、部屋奥(足元側)のベッド幅はハンガーの幅+αで少し狭めです。
ベッド部分の天井高は窓の高さと同じで、立ち上がるには低いため若干窮屈に感じるかもしれません。着替える際などで立ち上がる場合は、下足スペースの天井が高いのでそこを活用することになります。
なお、ドアを開けてすぐのスペースが立ち上がれるスペースと荷物スペース、及び下足スペースすべての共通エリアになる点が要注意です。
他方、窓は広々としていて景色が良く、サンライズに乗る醍醐味の一つである夜景や朝の景色はしっかりと楽しめます。また、暗くしたい時や着替える時などは写真のように遮光のブラインドを下まで下すことでプライバシーや暗さを確保できます。
その他の設備やアメニティ類としては、ドア脇に旅行に必須のコンセントがあってスマホの充電などができ、ハンガーや鏡(ドアに設置)、紙コップ、浴衣(丈は短め)、スリッパが配置されています。枕元には、空調や時計(アラーム)・照明スイッチやヒーターの操作盤があります。
続いて上階の部屋をご紹介します。上階の部屋は、個室番号が偶数番の部屋にあたり、部屋外から見た全景は以下の写真の通りです。
ドアを開けると同じく靴を脱ぐスペースがありますが、フロア階との大きな違いは、下足スペースの脇が階段になっており、ベッドが階段上にある点です。
この階段を含めたエリアが荷物スペースになっているため、大きい荷物は持ち上げて置く必要があります。
部屋内の全景は以下の写真の通りです。
こちらも階段上のエリアはベッドスペースとなっています。ベッドから天井までの高さもフロア階と同様ですが、窓が空に向いてカーブしているので、ブラインドを上げたときの解放感や車窓の高さはこちらの方が勝ります。
コンセントは階段を上ったベッドと同じ高さにあり、ハンガーや鏡(ドアに設置)、紙コップ、浴衣(丈は短め)、スリッパのほか、ベッド脇の空調や時計(アラーム)・照明スイッチやヒーターの操作盤も同様に設置されています(設備はフロア階と上階で違いはありません)。
各個室は、内側と外からどちらからもカギをかけることができるので安心です。外から鍵をかける場合は、各個室とも以下の写真のように4桁の暗証番号を決める方式です。
ここでは、長旅で大事なコンセントの有無や大きくなりがちな荷物を置くスペースについてご紹介します。
サンライズ瀬戸・出雲では、各個室にコンセントが配置されており、ソロの各部屋にも枕元にコンセント(100V2A)が設置されています。電源容量のためドライヤーは使用できませんが、スマホなどの充電は問題なく可能です。
ソロに実際に乗って感じた要注意ポイントが、荷物スペースが少ない点です。
先ほどの部屋内の設備紹介でご紹介したように、フロア階も上階もどちらの部屋も下足スペースが唯一の荷物スペースとなっています。目安として、リュックサック+お土産とか、機内持ち込み程度のスーツケースであれば何ら問題ありません。一方で、それ以上の大きさの荷物(特に大きなスーツケース)はこのスペースをしっかりふさいでしまうため、着替える際やちょっと部屋から出たいタイミングにいちいち荷物を動かす必要が出てくるため、要注意です。
特に、上階の部屋の場合は大きな荷物を階段のステップ上に置く必要があるため、スーツケースの時は利用を避けたほうが安心で、リュックなどでも荷物は小さめに抑えるのがオススメです。
サンライズ瀬戸・出雲の「ソロ」を調べていると「シングル」との違いが気になるところ。どちらにも何度も乗った経験から、それぞれの気になる違いと同じ点をご紹介します。
ソロ | シングル | |
ベッド幅 | ピッタリ | ゆったりめ |
寝台料金 | 6,600円 | 7,700円 |
荷物スペース | ドア脇のみ | ドア脇+ベッドサイド+ ミニテーブル |
その他設備やアメニティ | ソロ・シングルで大きな違いなし |
なお、サンライズ瀬戸・出雲の「シングル」について詳しくは以下の記事でご紹介しています!
最後に、ソロとシングルの私なりのオススメをご紹介します。
まず、ソロがオススメのケースは、荷物が少なく、リーズナブルに寝台列車の旅を楽しみたいケースです。「ソロ」は部屋がシングルに比べて若干手狭なのが特徴ですが、逆に言えばそれ以外はシングルと変わりないため、荷物が少ない場合はリーズナブルに旅行できる有力な選択肢だと思います!
一方でソロがオススメのケースは、荷物が多い場合や、初めてのサンライズ旅のケースです。荷物が多い(大きい)場合はQOLの観点からも荷物スペースが広いシングルを取るのがオススメです。また、初めてのサンライズ瀬戸・出雲の旅ではいったんスタンダードな部屋の「シングル」で気軽にサンライズを体験してみるのが旅を楽しむコツだと思います。
いかがでしたでしょうか。この記事が皆さんのサンライズ旅行の一助になれば幸いです!
サンライズ旅の次のステップとなる切符の取り方については、以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。