「越後長岡酒の陣2023」で越後の地酒を堪能し、その足で観光列車「ゆざわShu*Kura(ゆざわしゅくら)」でハシゴ酒する日帰り旅のモデルコース。イベントの概要や当日の様子、チケットの買い方も!
「越後長岡酒の陣」は、年に一度長岡で開催される日本酒がテーマのイベントです。
地酒王国新潟の中でも、酒蔵の多い”長岡エリア”の酒蔵が一堂に会し、気になる日本酒を試飲したり、蔵人と話したり、お酒によっては現地で購入もできる日本酒ファンにはたまらないイベントです。
越後長岡酒の陣2023では、長岡のほとんどの酒蔵にあたる15蔵が参加されていました。「久保田」でおなじみの朝日酒造や、柏露酒造、吉乃川など長岡の有名な酒蔵ももちろん出店されています。
また、お酒にも合うグルメのお店も10店も出店されていて、お酒のおつまみとしても、またリフレッシュとしても、各自のペースで心行くまで楽しめるイベントです。
2023年は9月23日(土)に開催され、3部入れ替え制で各回720人が定員でした。イベントの回り方や混雑等の当日の様子やチケットの購入の”実際のトコロ”をご紹介します。
会場の「アオーレ長岡」は長岡駅と直結の徒歩3~4分で、アクセスは抜群でした。
日本酒の試飲や飲食はチケット交換制でした。銘柄やメニューによって、必要なチケット枚数が1枚や2枚など設定されています。
まず開場前の受付で、25枚綴りの飲食チケットとペットボトルのお水、パンフレットを受け取ります。座席はすべて指定席なので、席取りの心配はありません。
会場は以下のマップのように、座席ブースを取り囲むように酒蔵や飲食のブースが並ぶ配置でした。座席間の通路や導線はしっかりと幅が確保されており、移動はスムーズで快適でした。
2時間の試飲タイム中は自由に会場内のブースを回り、試飲や食事を楽しめます。受付時に貰える25枚のチケットで飲食共にしてもかなり満足できますが、足りない場合10枚1000円で追加購入もできます。
私は10枚追加購入して、食事も含めてしっかりと満喫しました。
この手のイベントで気になるのが会場の混雑度合いですが、越後長岡酒の陣に参加した感想としては、かなり快適に過ごせました。
というのも、会場の広さに対して定員が720名と絞られているため、スペースにゆとりがあることと、酒蔵ブースと飲食ブースで25ブースもあるため列も程よく分散し、並び時間も気になりませんでした。
私は同年の春に「新潟酒の陣2023」という、こちらは新潟全土の酒蔵が集まるより規模の大きいイベントにも参加しましたが、長岡酒の陣はそれと比較してもかなり快適でした。
なお、新潟酒の陣2024の様子やチケットの購入方法などを知りたい際は、ぜひ以下の記事をご覧ください!
チケットは座席付の1クラス制で、前売りが1席3500円でした。前売り券は7月21日に発売開始で、当日券は空きがあれば4000円で発売されます。席番の指定はできませんが、まとめて買えばまとまった席に設定してくれます。
イベントは3部入れ替え制で、開催時間帯や定員は以下の通りです。
気になるチケット争奪戦の状況ですが、発売直後に売り切れるほどではなかったものの、特に午後の部から早く売れていくため、参加を狙っている場合は発売日に予約することがオススメです。
また、この年は8月31日までに購入することで、ウェブの物産展で使える500円分のクーポンがついていました。
ここからは長岡酒の陣とは全く別ですが、新潟には同じく日本酒がテーマの観光列車「Shu*Kura」が運行されています。何度も乗っている大好きな観光列車です。
この日は、長岡酒の陣第2部の終了とぴったりのタイミングで長岡駅を発車する「ゆざわShu*Kura」が運行されていたため、その足で乗り込みShu*Kuraにて2次会をすることに…(笑)
酒の陣でお腹はかなり満足していましたので、今回は個人的定番の「酒の焼き漬け」と「地酒飲み比べ」のペアでちびちび楽しみます。
この列車は、17時すぎに途中の「青海川駅」で20分ほど停車します。この駅は日本海をまじかに臨む駅で、オーシャンビューが素晴らしい駅の一つで、停車中は車外に出て綺麗な夕日を楽しめます。
特に、9月はちょうど夕日が沈む時間と被っているため、夕日とのコラボレーションがまた感動的です。
また、少しひんやりとした風が酔い覚ましにも最適です(笑)
列車は青海川駅を後にすると、小一時間ほどで北陸新幹線の上越妙高駅に到着します。帰りはここから東京へと帰ります。
大満足の日本酒旅でした。
2024年5月下旬に、越後長岡酒の陣2024の開催についてのアナウンスがありました!
2024年は9月21日(土)の開催で、3部交代制チケットは6月21日に発売開始とのこと。
詳しくは越後長岡酒の陣の公式サイトをご覧ください。