にいがた酒の陣2024のエントランス

今年もにいがた酒の陣で日本酒を心行くまで楽しむ一日

新潟の酒蔵が一堂に会し、気が済むまで試飲&購入ができる日本酒好き垂涎のイベントへ今年も!
2024/3/20  2024/4/29

今年も「にいがた酒の陣2024」に参加して日本酒を満喫した旅行の旅ログです。イベント概要や当日の様子(飲み放題や販売)のほか、座席の違いや昨年との変化、チケットの購入方法などをご紹介します。

にいがた酒の陣とは?
新潟の酒蔵が集合した日本酒イベント
気になるお酒を好きなだけ試飲して、その場で購入もできる!
限定のお酒が特別に販売されることも!
から揚げやもつ煮など食べ物も充実!
当日の様子
会場内の回り方
ブースや座席の混雑について
チケットの購入について
AチケットとBチケットの違い
総合的にはAチケットがオススメ
飲み歩き続けるならBチケットがコスパ良し

にいがた酒の陣とは?

新潟のぽん酒館では全酒蔵を制覇して名前が載るくらいの日本酒好きが、2年連続で「にいがた酒の陣」に参戦した内容や、昨年との違いをレポートします!
にいがた酒の陣2024のエントランス

新潟の酒蔵が集合した日本酒イベント

にいがた酒の陣」は、年に一度新潟で開催される有数の日本酒がテーマのイベントです、3/9,10の2日にわたって開催され、新潟じゅうの酒蔵が今年は78蔵も集まり、気になる日本酒を好きなだけ試飲し、蔵人と話し、またお気に入りのお酒はその場で購入もできる日本酒好きにはたまらないイベントです。
酒蔵さんも力を入れているようで、それぞれの酒蔵で醸造している複数の銘柄が飲み比べできるだけではなく、普段はなかなか試飲できない高級なお酒まで試飲できることも。
チケットさえ購入すれば会場内は2時間半、時間の限り試飲できるので…試飲だけでも十分に楽しめます。
試飲できるお酒も多種多様
また、今年もから揚げやもつ煮込みなど、グルメのお店も多数出店されていて、別途購入することでお腹を満たすこともできるため、お酒に限らず自分のペースで様々な楽しみ方ができる素敵なイベントです。

限定のお酒が特別に販売されることも!

去年は念願の参加に舞い上がって周りを見る余裕がなかったのですが(笑)、2年目になり落ち着いて見渡してみると、あちこちの酒蔵さんが酒の陣限定のお酒だったり、普段はなかなか出回らない限定のお酒も数量限定で売り出していたりと、参加したからこそ巡り合えるレアなお酒との出会いも楽しめることに気づきました。

当日の様子

今年は、昨年と比較して1回あたりの参加者数が1,000人増えて各回4,000人定員となりました。具体的には後でご紹介する座席有りのAチケットが1,000枚(昨年比-1000)、席無しのBチケットが3,000枚(昨年比+2,000)で、座席有りが減った分で席無しの定員を増やした様相です。
入場前の混雑。外まで列が延びています。
その結果、入場待ちの待機列がかなり長くなっており、開場1時間前の時点で会場である朱鷺メッセの外まで列が延びていました。特に今年はBチケットが増えたことで、席を確保しようと皆さん早くから並ばれていたようです。雪がちらついていたこともあり、外で待つのは少々堪えました。
今回も席ありのAチケットを確保して参加しましたが、席と狙っている限定酒を買う等の目的がなければ、開場~試飲スタートの間に到着するペースで行くのが幸せかもしれません。

会場内の回り方

「にいがた酒の陣」の回り方は、突き詰めれば気になる酒蔵で試飲して、興味があれば蔵人とも話して、気に入ったお酒があれば買ってみる、というのが基本の回り方です。以下で、具体的な流れをご紹介します。

試飲スタートの30分前に開場し、入場の際におちょことやわらぎ水を1つずつ、それに会場マップを受け取って、試飲スタートの時間まで待ちます。
販売は開場から始まるため、限定品の販売情報を仕入れていれば、このタイミングで並んで先に購入します。情報収集の方法としては、元々気になる酒蔵がある方は酒蔵のSNSなどから収集されていたり、あとは初日に参加した方のSNS投稿から収集する方法もあります。私は2日とも参加できたため、1日目に目星をつけて2日目の冒頭で並ぶ、ということをやっていました。
入場時のおちょこブース
また、昨年はおちょこは販売制でしたが、今年は入場時に1つずつ配布される仕組みでした。

試飲タイムがスタートすれば、あとは気になる酒蔵を巡りながら試飲したり会話したり、買い物をしたり…の時間です。特に酒蔵の方とお話しすると、酒蔵ごとのこだわりや銘柄ごとの狙いの違いなどを聞けるので面白いです。
例えば、このお酒はお酒だけで楽しめるようにどっしり目に作っているとか、食事を引き立たせるために主役にならないようにしているとか…そんな話を伺いながら飲み比べてみると勉強にもなります。
蔵人と会話する時間も面白い
昨年との変化として、昨年は各酒蔵からプラカップに注いだお酒を貰う形式でしたが、今年は入場の時にもらったおちょこに注いでもらう方式になっていました。
そのため、何より大事なこととしておちょこを割らないように注意しましょう。特に、お酒が回って手元が緩くなる後半では会場のあちこちで割れる音が聞こえていました…。ちなみに、落失リスクを防ぐため、おちょこを首から下げられるようにした便利なストラップをお持ちの方がたくさんいらっしゃったので、来年は探して持っていこうと思いました。
なお、万一割ってしまったら、救済でプラカップを貰えるようです。

ブースや座席の混雑について

今年は定員が1000人増えたこともあって去年より試飲に並びそうと心配していましたが、意外とそうでもありませんでした。
会場の人数は確かに増たのですが、先ほど紹介したように、1人1杯のおちょこに注ぐ方式になったことで回転率が上がったため、超有名な酒蔵※でもなければ、列がそれほど長くなることはなくサクサクと試飲することができました
※堵列が長い酒蔵:「あべ」の阿部酒造や「久保田」の朝日酒造、「八海山」の八海醸造など
会場の全景。4000人キャパになりかなり人であふれています。

チケットの購入について

気が早いですが、2025年に向けてチケットの違いや人気度などをご紹介します。

AチケットとBチケットの違い

昨年に続き今年も座席有りのAチケット(5,000円)と、座席無しのBチケット(3,500円)の2種類が発売されました。
Aチケットは以下の写真のように指定席が割り振られ、椅子とテーブルスペースが保証されています。なお、座席位置の指定はできず自動で割り振られるものの、まとめて複数人購入すると並びの席にはなるようです。
Aチケットの座席

Bチケットは座席はなく、Bチケット用のテーブルが会場内に設置されているので、そこを利用することになります。
Bチケット用のスペース
なお、今年は強風ためホール外のブースが閉鎖されたこともあり、Bチケット用のスペースは慢性的に不足していたようです。「席取りはご遠慮ください」とアナウンスがあったものの、入場早々にコートなどで席取りされてしまっていて、利用者は固定化していたように見えました。

チケットの人気ですが、2日程午前・午後の全4回とも、Aチケットは発売から数分で全日程とも完売し、Bチケットも早々に完売していました。販売開始に出遅れてしまうとまず取れないため、今年の発売日は1月の下旬でしたので、年末年始頃には発売日の情報収集しておくことをお勧めします。
私は会員登録済のe+で予約したためか2日程ともAチケットが取れましたが、登録操作をしている間に売り切れるようなレベルなので、ウェブ購入時は会員登録等の事前準備はお忘れなく

なお、日本酒がテーマのイベントですので、20歳未満の方は入場できません。

総合的にはAチケットがオススメだが、飲み歩き続けるならBチケットがコスパ良し

結局どちらのチケットがオススメかという点ですが、参加した感想を踏まえた私なりのオススメをご紹介すると、総合的にはAチケットがオススメです。
熱燗のある酒蔵も
昨年は各酒蔵で新しいプラカップに注いでもらい、飲み比べできる場合は1度に3,4カップ貰って飲み比べできたため、文句なしで席でゆっくり飲み比べできるAチケットがオススメでした。
一方、今年はおちょこ1杯を使いまわすことになったため、飲み比べようとすると、どうしても酒蔵のブースで”飲んでは注ぐ”を繰り返すことになり席に戻る時間があまりとれませんでした。一方で、2時間半の長丁場だと後半は疲れてくるので座って休憩したり、フードを食べてお口直しをしたりという時間が欲しくなってきます。
そんな中、先ほどご紹介したようにBチケットでは席が半ば固定化されていて、疲れたときに近くの席に…ということがしづらい状況だったこともあり、2時間半トータルで考えれば、席があったほうが安心感が違うので、Aチケットがオススメという結論に至りました。

逆に言うと、2時間半ぶっ続けで酒蔵巡りを続けるエネルギーがあれば席は要らないので、Bチケットがコスパよく過ごせると思います。ご自身のスタイルを踏まえて決めると良いかと思います!

帰りにバスセンターのカレーはいかが?

最後に余談です。会場内にも複数のフードメニューの出店がありましたが、今年は有名な「バスセンターのカレー」の出店はありませんでした。

この機会に新潟を訪れたという方は、会場から歩いて10分ほどの新潟バスセンターのカレーもぜひどうぞ。素朴な味ですが、新潟では有名なローカルフードの一つです。
新潟バスセンターのカレー

昨年のにいがた酒の陣2023の様子はこちらの記事でレポートしています!

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参考:にいがた酒の陣2024ウェブサイト

プロフィール

とっち

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  • 関東在住のIT関係の会社員男
  • 総合旅行業務取扱管理者資格所持
  • 休み、ワーケーション、仕事帰り…隙あらば、ふらっと出かけます
  • 旅の信条は、リーズナブルに快適・満足な旅にすること
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