一万三千尺物語の列車全景

一万三千尺物語の総まとめ!車内や食事、予約方法は?

富山の四季を楽しむ人気観光列車を存分に楽しむポイントと予約方法を解説!
2025/1/22  2025/1/15

あいの風とやま鉄道の観光列車「一万三千尺物語」を総まとめ!気になる食事や車内の様子、ルート上の見どころや車内販売メニュー、料金、ツアーにいつから予約できるかを実際に乗車した経験を元に解説!

一万三千尺物語ってどんな列車?
富山を横断しながらおもてなしを堪能する観光列車
1日2便で異なるコース、料理を楽しめる
列車の楽しみ方は?
富山湾や立山連峰の車窓を解説とともに楽しむ
富山の四季の味覚に舌鼓を打つ
車内や座席はどんな感じ?
座席はボックス席とカウンター席
2号車には売店とライブキッチン!
食事はどんな感じ?
午前便:きときとの富山湾鮨がメイン
午後便:ゆったり越中懐石を楽しむ

一万三千尺物語ってどんな列車?

一万三千尺物語」は、富山を鉄道で横断しながら絶品料理と立山の絶景、そして温かいおもてなしを堪能できる、あいの風とやま鉄道が運行する人気の観光列車です。
一万三千尺物語の列車側面
1日2便で異なるコースを走り、それぞれ異なるメニューで富山の食を堪能できる料理を楽しめます。この記事では、実際にそれぞれの便に乗った経験を元に、食事や車内の様子、旅時間の楽しみ方や予約方法をご紹介します。

列車の楽しみ方は?

初めに、実際に乗って感じたこの列車の楽しみ方や魅力を2つご紹介します。

富山湾や立山連峰の車窓を解説とともに楽しむ

大型の窓を額縁に立山連峰や富山湾の流れる車窓を楽しめるのがこの地域を走る列車の魅力です。
あいの風とやま鉄道から見る立山連峰
道中アテンダントの方があちこちの名所や見どころを解説してくれますが、尽きることのない解説が、この土地の魅力の多さを物語るようでした。更に、一部の駅では停車中に駅の周りでプチツアーが開催されることも。ガイドブックだけでは押さえ切れない見どころを丸っと楽しめます。

富山の四季の味覚に舌鼓を打つ

もう一つ外せないのが絶品の料理です。
一万三千尺物語の午後便の懐石料理と車窓
午前便は富山湾鮨、午後便は懐石料理のコースになっており、いずれも富山の食材を活かした見た目にも華やかなコース料理です。料理については、後半で詳しくご紹介します。

車内や座席はどんな感じ?

列車は3両編成で1号車と3号車が座席車両、2号車が車内販売カウンターやライブキッチンです。
一万三千尺物語の1号車車内全景
木の温もりを感じる温かい車内では、座席車両の大きな窓が印象的です。
ここでは、車内の設備や座席のタイプを詳しくご紹介します。

座席はボックス席とカウンター席

座席タイプは、2人,4人向けのボックス席と、1人旅にも最適なのびのびとしたカウンター席の3タイプがあります。いずれもゆったりとしたソファタイプの座席で、長時間座っていても快適でした。
以下でそれぞれの座席タイプを写真と共にご紹介します。

ボックス席:大型のテーブルを挟んだ2人席、4人席の2タイプがあります。
料理を広げてもゆとりのある広さでゆったり過ごせるので、会話にも華が花が咲きます。

△スライドすると車内の様子や列車外観の写真を表示できます。

カウンター席:1号車の山側に横並びの長いカウンター席が設置されています。
カウンターに合わせて立山の景色を存分に楽しめる大型の窓もあり、車窓を背景に食事を楽しめる贅沢な席でもあります。
一万三千尺物語のカウンター席
なお、座席の電源やWi-Fi事情ですが、座席に充電用のコンセントはありませんでしたが、フリーWi-Fiは利用できました。また、車端部に荷物スペースやコート掛けがあるため、大きな荷物を持っていても安心です。

車内販売とライブキッチン

2号車にはグッズやドリンク類などを販売する車内販売カウンターと、キッチンスペースがあります。
車内販売のメニューについては後程詳しくご紹介します。
一万三千尺物語の2号車ライブキッチン
午前便では実際にお寿司を握っているシーンなどを間近で見て楽しむこともできます。

食事はどんな感じ?

実際に午前便、午後便に乗車した際にいただいた料理をご紹介します。

午前便:きときとの富山湾鮨がメイン

午前便は、富山湾のお寿司を贅沢に楽しめるコースです。
一万三千尺物語の午前便の富山湾鮨のお重
温かい茶碗蒸しなどの小鉢のほか、メインは2段のお重になっており、方や寿司8貫のセットで、方やお刺身や焼き魚等の一品料理で彩られています。
私が乗車した時には、白エビや寒ブリ、カニといった富山や北陸の代名詞ともいえるネタも入っており大満足のメニューでした。

午後便:ゆったり越中懐石を楽しむ

午後便は、日本料亭が監修する越中懐石のコースです。こちらも富山の素材をふんだんに活かした料理の数々で、ほっとするメニューです。
一万三千尺物語の午後便の越中懐石のお重
私が午後便に乗った際は、お昼に氷見を観光しながらお寿司をいただき、締めにこの列車に乗って懐石料理をいただきましたが…最高の一日になります(笑)。

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また、午前午後共にデザートにも一工夫あるので、こちらもお楽しみです!

車内販売メニューについて

2号車に車内販売カウンターがあり、追加のドリンク類やお土産、グッズなどを販売しています。
一万三千尺物語の車内販売カウンター
ドリンク類では、ソフトドリンクとアルコールともに種類は多く取り揃えてあり、好みに合ったものを選べると思います。富山の地酒も数多くラインナップされており、好みに合わせて銘柄の相談に乗っていただけたのはうれしいポイントでした。なお、座席にもメニューがありますので、席から注文することも可能です。
そのほか、キーホルダーやクリアファイルなど乗車記念になるグッズや、お土産になるお菓子などの販売もありますので、食事後の落ち着いた時間に覗いてみても面白いと思います。

料金や予約方法は?

この列車は旅行商品(ツアー)として運行されています。旅行代金には一万三千尺物語の運賃・料金(特典で乗車日のあいの風とやま鉄道一日フリー乗車券がついてきます)、料理(追加のドリンクは別料金)が含まれています
私が乗車した2024年は午前・午後共に大人一人16,500円でしたが、変わることがありますので申し込みの際には必ず確認しましょう。なお、直近では2025年4月にメニューリニューアルに伴う価格改定が予定されており、午前・午後ともに19,800円になるようです。

予約申し込みは、あいの風とやま鉄道の専用ウェブページ[1]や電話から予約することができます。ウェブでは乗車日の3ヶ月前の毎月1日(初日の営業日)午前10時から10日前まで受け付けており、早い者勝ちですので予定が決まったら早めに申し込みましょう。特に午前便は人気が高いため、早めの予約が必須です!

いかがでしたでしょうか。この記事が皆さんの富山旅行の計画の一助になれば幸いです。
あいの風とやま鉄道の魚津駅から見る立山連峰
参考リンク

  1. あいの風とやま鉄道の一万三千尺物語公式ページ

プロフィール

とっち

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  • 関東在住のIT関係の会社員男
  • 総合旅行業務取扱管理者資格所持
  • 休み、ワーケーション、仕事帰り…隙あらば、ふらっと出かけます
  • 旅の信条は、リーズナブルに快適・満足な旅にすること
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